ABOUT

岩手の里山で、アートと畑をして半農半アートの日々を過ごしています。

悪性脳腫瘍という病気を機に、自分のやりたいことをやろうと25歳で会社を辞めて、岩手の実家に帰郷。

訳もわからない状態でとりあえず筆を握って絵の具を飛ばす日々。

3年という半ば引きこもりのような独学の制作活動期間を経て、個展開催や数々の展示会に参加。

2、3年アート活動に専念するも、突如畑への情熱が目覚め、農薬や化学肥料を使わない自然農法で、草や虫や小動物と共存しながら、里山で野菜を育てています。

種を撒き、毎日畑に通い、大切に育てて収穫し、食べる。

こんなに感謝を実感したことはこれまであったでしょうか。

ありがとう、ありがとう、と畑でいつも呟いています。

春にはじゃがいもを植え、夏にはトマトやきゅうりやナス、トウモロコシなど。
秋にはさつまいもと里芋、大根、白菜、人参、小松菜などの葉物。

冬には漬物や味噌、保存食をつくる。

厳冬には、暖をとりながら1年を振り返るようにアート制作をしています。

なぜアートか?なぜ畑か?とよく聞かれるのですが、あまりこれだという答えが出てきません。

ただ、愛と好奇心をもって、淡々と人生の事務をこなしている。楽しく、自由に。

そんな感じです。